こちらの記事は
2025月7月23日にアップロードされた動画と同内容になります
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自転車をさらに楽しむための秘訣7選
今回はグラベルバイクについてお話をしていきたいと思います。
画像のバイクはサルササイクルズ(SALSA CYCLES)のジャーニア(JOURNEYER)。グラベルバイクと言っても使用シーンや用途がロードバイクみたいにかなり細分化されてきたように思います。
UCIのレースに採用されてからというものバキバキのレース仕様のバイクもあれば、荷物を積んだり、ポジションもゆったり目で速さとは無縁の自由なバイクもあります。 レース系のバイクははっきり言って、見た目はロードバイクと変わりません。ピタピタのレースジャージを着て、ヘルメットもアイウェアもしっかりエアロを意識したものにして、足元はビンディングシューズ履いて…。
もちろん、それもいいんですよね。 それもいいと思いますが、今日はそういったレース系のストイックな感じよりも自転車に乗ることで感じられる、自転車本来の自由な感じや爽快感などそういったものを感じて欲しいという意味合いで、グラベルバイクを買ったら是非試して欲しいことっていうのをお話ししていこうと思います。
グラベルバイクを買ったら是非試して欲しいこと
1. ジャージを脱ぎ捨てる
まず1つ目、「ジャージを脱ぎ捨てて欲しい」です。
サイクルジャージと言って腰元あたりにポケットがついて、ピタッとしたジャージありますよね。
あれはすごく便利なんですが、どうしてもガチ感が出てしまいますしどちらかというとやはりバイクを選んでしまう傾向にあるので、そういったジャージを是非脱ぎ捨てて自由な感じに乗って欲しいなと思うんです。
じゃあ何を着るんだという話になりますが、ああいったジャージはすごく速乾性があったり空気抵抗がなかったりとすごく機能的なのでガチでやる人はみんな着るんですけど、快適に過ごしたいのであれば例えばポリエステルなどの化学繊維を用いたスポーツ系ウェアが機能的でいいのかなと思います。
スポーツ系のウェアって結構ダサいものも多いんですけど、それこそパタゴニアとかモンベルとかでも自転車ウェアをだしていますよ。
個人的に使っているセブンメッシュは、かっこいいのが結構あります。
そういった化学繊維などの素材を使用したさらっとしたシャツとかでもかっこいいですよね。
前を開けて着たりなんかして、着崩してみたりアレンジをいれてもいいのかなと思います。
サイクルウェア セブンメッシュ(7MESH)パンツに関してですが、ビブは履いてもいいかもしれないです。 ビブだけちょっとピチッとしてたら変ですから、ビブの上から短パンを履いてしまえば快適さとカジュアルさとうまくミックスしながら着こなせると思います。
ただスポーツ系ウェアとは言いましたけど、レースやしっかりと走る場合以外のカジュアルなサイクリングの際は、周りに迷惑をかけなければ何でも好きなものを着て走ってもらえたら良いなと思いますね。
2. サンダル&フラットペダル
2つ目は「サンダルにフラットペダルで乗る」ということです。
ロードバイクというとビンディングというのが当たり前になっていますよね。
ただ暑い時期山の方へ走りに行ったりすると、ノリで川に入ったりとかすることもあると思います。
そういう場合、ビンディングシューズだと、水で入っちゃったけど乾かなくて気持ち悪い…なんてそういったことが出てきます。
その点サンダルだといちいち拭いたりせずにそのまま乗れちゃうということで、想像するだけで気持ちがいい、爽快感がイメージできますよね。
そんな感じで特に夏の暑い時期などはフラットペダルでサンダルというカジュアルなスタイルでぜひ乗ってほしいなと思います。
※怪我には十分注意してください。
3. センタースタンドを装着する
3つ目、「センタースタンドをつけてもいい」かもしれません。
スポーツバイクにスタンドはつけたらダメっていう概念がありますけども、グラベルバイクにはそんなの関係ありません。
ロードバイクみたいに自転車を立てかけても、グラベルバイクの場合はバイクが大きかったり重かったり、それから荷物をたくさん積んでたりキャリアー、ラックが付いてたりするとうまく立てかけられないことが結構あります。
特にキャンプツーリングなんか行ってハンドルの方に荷物をたくさん積んでいたりすると後ろのタイヤをどこかに立てかけてうまい感じで自立させると思うんですけど、荷物がたくさん積んでるとグラッとなった時に自転車がそのままバタンと倒れてしまうということが結構あるんですよね。
そうなると中の荷物もぐちゃぐちゃになるし、バイクも傷ついちゃうし…みたいな感じになります。
そこでセンタースタンドがあれば一発解決。
センタースタンドは一般的なキックスタンド(ステーにつけるキックスタンド)と比べると目立ちにくいですし、スタンドつけてる感がステーにつけるよりは薄いと思います。
二本足のなんかは安定感が抜群ですし、軽さとは無縁のグラベルバイクにぴったり。
ただしバイクによっては付けられないものもありますので、よく注意してください。
4. カジュアルなサングラスを選ぶ
4つ目、「サングラスは是非おしゃれなやつにしてください」。
これもウェアなどと同じ感じですね。もちろんしない人もいるかもしれませんが、せっかくならスポーツ系のガチガチのやつじゃなくおしゃれなサングラスを付けてほしい。
スポーティーな形状ではなく丸いものや、オークリーであれば同じジョーブレイカーじゃなくてフロッグスキンにしてみるとか。
エアロ系とか軽量とかそういうのは一旦無視して、無関係のそういうちょっとかっこいいおしゃれなサングラスにしてみてはいかがでしょうか。
こういうのは着るものもそうだと思うんですけど、形から入ることが大事なので是非お勧めしたいと思います。
5. ドロッパーシートポストを試す
5つ目は、「ドロッパーポストを試して欲しい」です。
グラベルを走りに行ったりトレイルに行ったりすると、それぞれ道の具合にもよりますが大きな岩や木の根っこの段差が出てきたりと色々障害物があることがありますよね。
それをバイクで乗り越えたりする際にお尻をぐっと後退させてバイクを先に送り出すようなシーンが出てくると思いますが、そんな時サドルが高い位置にあるとすごく邪魔になります。
最近はあまり見なくなりましたが、一時期ロードバイクにドロッパーポストを入れている時がありました。
これはロードバイクでももちろん活躍するようなものなんですが、グラベルやトレイルだとより使うシーンが多いので活躍しています。
スローピングしているフレームは特に最初からドロッパーポストがついているバイクもあるので、うまく活用してほしいなと思います。
鉄系のバイクには元祖ドロッパーポストのベースになった「ハイトライト」というアナログなパーツがあるので、鉄系フレームの方はそういったものをつけてみてもおしゃれで面白いかもしれませんね。
6. バイクのコーデを楽しむ
6つ目は、「バイクのコーディネートを是非楽しんでください」。
競技寄りのバイクに乗っていると、ちょっと考えつかないようなカスタムをしてもいいのがグラベルバイク。軽さは無縁ですから、自由にやれるのが良いところです。
例えばそれ乗りにくくないの?って思うような幅広のハンドルとか、よくわからない柄のバーテープとか、ただぶら下げているだけのリフレクター、特に使う予定のないラックなど。
競技バイクはできるだけ無駄を省いて早く走るためにカスタムしますが、そんなのは無関係ですね。
かっこよく、もしくは可愛いバイクに仕上げるために色々カスタムをしてみるといいと思います。
ラックだって別に荷物を乗せる予定ないけどかっこいいからつけてるよ、とか絶対競技バイクではありえないよなんて思えるようなそういったカスタムを全然ありなのではないでしょうか。
このあたりは先程出たスタンドにも共通してる部分があるかもしれません。
あとはアルマイト系のパーツを使ってみても面白いかもしれないですね。
チェーンリングボルトとかバーエンド、シートクランプなどそういったところで色をトータルで合わせてカスタムしてみてもいいんじゃないでしょうか。
7. いろんな場所へ走りに行く
そして最後7つ目です。「グラベルを含めいろんなところに走りに行ってください」ということです。
とにかく、せっかく買ったんであればどこでも走ってみましょう。走ることでわかることも多いです、むしろ走らないと何もわかりません。
タイヤはどんなのがいいのかなとか、これは必要だけどこっちはいらないなとか、格好はこんなのがいいよな、などそういったことは走ることで徐々にわかってきます。
そして仲間たちとその自転車旅を振り返るのも面白いですよね。
スマホの写真を眺めながらビールを飲んでバカ話に花を咲かせたり、そういうことも自転車を乗るうえでの楽しみなのではないでしょうか。
こういった体験を積みながら自転車がうまくなって、そして知識や経験則を得て、また自転車が楽しくなっていくというわけです。
グラベルロードバイク まとめ
今日はグラベルバイクを買ったら是非試して欲しい7つのことをお話ししました。
テーマ上一応グラベルバイクに沿った話にはなっていますが、どんなバイクに乗っていたとしても幅広い意味で全て「サイクリング」なので、自由に好きなものに好きなように乗って楽しむのが一番なのかなと思います。
ガチガチの競技シーンには当てはまらないかもしれませんが、グラベルバイクを含む色々なサイクリングを楽しみたい人に届けば嬉しいなと思います。
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