こちらの記事は
2024月12月13日にアップロードされた動画と同内容になります
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【絶対に失敗しないロードバイクの買い方・完全版ミニ!】台湾3大メーカー編 ジャイアント、メリダ、グスト

最強メーカー紹介 完全版【台湾ブランド編】

今日は以前投稿した「絶対に失敗しない【ロードバイクの買い方・完全版ミニ!】イタリア御三家 編 コルナゴ、ピナレロ、デ・ローザ」に続くバイクブランドの紹介動画になります。
これから自転車を始めてみようかな、どんなメーカーがあるのか知りたいな、という方に向けてざっくり紹介していく内容となっております。

台湾3大メーカー

今回は台湾ブランドの紹介になります。
台湾ブランドと言いますとジャイアントが代表的ですが、今日はジャイアント、メリダ、そしてグスト。
こちらの3つのブランドについて紹介をしながらバイクのモデルも少し触れていきたいと思います。

ジャイアント(GIANT)

GIANT

ではまずジャイアントの概要からご説明していきたいと思います。
ジャイアントはジャイアントマニュファクチャリングというのが会社名で、そのままジャイアントがバイクブランドという風になっております。
日本はおろか世界的に見ても超有名なバイクブランドですね。名実ともに世界最大の自転車メーカーと言えると思います。

創業は1972年でOEM生産で多数のメーカーのバイクを生産、その後自社ブランドのジャイアントを立ち上げ日本に浸出したのは1989年ということのようです。
エスケープというクロスバイクは日本では圧倒的な認知度がありますが、エスケープは日本法人の企画によって生まれたモデルです。

ジャイアントの自転車というと、10年くらい前まではバイクのデザインがなんとなくダサいようなイメージがありまして、素直に「乗りたいな」と思うようなバイクがあまりなかったんです。
ですが、ここ最近ではロードバイクもマウンテンバイクもかっこいいデザインのものが多く、完全にイメージは払拭されております。

メリダ(MERIDA)

MERIDA

続いてメリダです。
メリダはメリダ・インダストリーというのが社名となっておりまして、ジャイアントに次ぐ台湾第二の自転車メーカーです。
創業はジャイアントと同じ1972年。こちらも元々はOEMで業績を伸ばしたメーカーで、スペシャライズドのバイクも生産をしています。

一方で自社ブランドメリダを立ち上げての日本進出は1992年。
その当時はしばらく低価格帯のモデルが量販店に並びますが、その後2009年に宮田サイクルと契約を結び、本格的にスポーツモデルが日本へ輸出されるようになりました。
2013年からはUCIワールドツアーへの参戦を発表、現在では新城幸也選手が所属するバーレーン・ヴィクトリアスに機材を提供し、第一線で活躍するバイクブランドとなっております。

グスト(GUSTO)

GUSTO

最後にグストです。
グストは元々携帯電話やパソコンなどのカーボン部品を扱うのが本業のアタッキ(ATTAQUE)という会社が母体となっております。
2006年頃からOEMカーボンロードバイクの製造を請け負い、2011年に自社ブランドとしてグストを立ち上げました。

そしてUCIコンチネンタルチームであるアタッキ・チーム・グストが発足。
後にスロベニアのコンチネンタルチーム、ログ・リュブリャナと合併してリュブリャナ・グスト・サンティックというスロベニアのチームになりました。
ログ・リュブリャナはトリプルクラウンを達成したスロベニアの自転車選手であるタデイ・ポガチャル選手もかつて所属していたチームですね。

以上ざっくりとしたジャイアント・メリダ・グストの紹介となります。
続いてモデル紹介に移っていきたいなと思うんですが、先日のイタリアンブランドとは異なりジャイアント、メリダについては非常に多くのモデル、そしてグレードが存在し用途も細分化されています。
初めて購入する際には自分がどういう乗り方をバイクに求めているのかをしっかりと確認しておくといいと思います。

ここではロードバイクのモデルについて触れていきたいと思います。

ロードバイクのモデル紹介

まずはバイクのカテゴリを紹介していきたいと思います。

1. エアロロードバイク

エアロロードバイクというのは、エアロ効果に優れ自転車ロードレースでとにかく早く走りたい、勝ちたいと考える競技志向なライダーにおすすめしたいカテゴリーです。

ジャイアント(GIANT)

ジャイアントで言えば「プロペル(PROPEL)」というのがこのエアロロードバイクにあたります。
グレードやコンポーネントの違いがありまして、トップグレードはAdvanced SL 0(デュラエース組)で143万円。
ベースモデルのアドバンス(105の機械式モデル)で38万5000円となっております。

GIANT PROPEL

メリダ(MERIDA)

メリダは「リアクト(REACTO)」というのがエアロロードバイクになります。
リアクト・チーム「デュラエース組」がトップモデルで159万5000円、ベースグレードに値するのはリアクト4000(105組の機械式モデル)で40万7000円となっております。

MERIDA REACT TEAM

グスト(GUSTO)

グストは「コブラエボ(COBRA EVO)」というのがエアロードバイクに値します。
見た目だけだとデューロエボ(DURO EVO)が非常にエアロがあってレーサーモデルっぽいんですが、こちらはどちらかといえばエンデュランスモデルということのようです。
COBRA EVO PRO LEGEND(アルテグラDI2、シャマルカーボンホイール)がトップモデルで66万円。
ベースグレードがコブラEVOエリート(105組の機械式変速)で28万6000円というモデルがあります。

GUSTO COBRA EVO

2. 軽量ロードバイク

エアロロードに続いてご紹介するのが軽量ロードバイクです。
ヒルクライムレースなどの上りを中心とした走りを求める場合にはこちらのカテゴリーのバイクがおすすめです。

ジャイアント(GIANT)

ジャイアントでいうと「TCR」というのがこの軽量ロードバイクになりますね。
トップグレードはTCR Advanced SL 0で165万円。ベースグレードTCRアドバンス2 KOM(機械式105)で33万円となります。

TCRは少し前にモデルチェンジしたんですが、旧モデルのリムブレーキモデルも現在ホームページに載っており、少し安いですが24万2000円というのも掲載があります。

GIANT TCR

メリダ(MERIDA)

メリダの方は「スクルトゥーラ(SCULTURA)」というのが軽量ロードに値します。
スクルトゥーラ・チーム(デュラエース組)がトップグレードで154万円。
ベースグレードとしてはスクルトゥーラ4000(105の機械式モデル)で37万4000円という形になります。

MERIDA SCULTURA

こちらもジャイアント同様にアルミモデルも存在し、アルミフレームでリムブレーキモデル(クラリス組)が14万1900円と選択肢が広がります。

グスト(GUSTO)

軽量ロードのカテゴリーでは、グストは該当するモデルがありませんでした。

3. エンデュランスロード

最後はエンデュランスロードを紹介していきます。
エンデュランスロードは、快適な乗り心地やロングライドにおける疲労軽減などを優先して設計されているモデルになります。
速さよりは乗り心地だとかシンプルにサイクリングを楽しみたいなど、そういった方に向いているカテゴリーかなと思います

ジャイアント(GIANT)

ジャイアントで言うと「ディファイ(DEFY)」というシリーズがありまして、こちらがエンデュランスロードバイクになりますね。
アドバンスSL 0レッドというモデルがトップグレードで154万円。
アドバンス2というモデルがベースグレードになり、105の機械式モデルが33万円となります。

GIANT DEFY

メリダ(MERIDA)

メリダは「スクルトゥーラ・エンデュランス(SCULTURA ENDURANCE)」というモデルがありまして、文字通りエンデュランスモデルになります。
スクルトゥーラ・エンデュランス8000(アルテグラDI2)がトップモデルで82万円から。
アルミモデル(スクルトゥーラ・エンデュランス300、ティアグラ組)で23万円というのがあります。

MERIDA SCULTURA ENDURANCE

グスト(GUSTO)

そして最後はグスト。
グストは先程エアロロードバイクで話題に出した「デューロエボ(DURO EVO)」がこのエンデュランスモデルになります。
見た目はすごくエアロ感があってレーサーっぽいデザインではありますが、位置付けとしてはエンデュランスモデルということのようです。
デューロ エボ プロ レジェンド(アルテグラDI2)がトップモデルで68万円。
一番ベースグレードはデューロ エボ スポーツ(105のDI2)で39万円という形になっております。

GUSTO DURO EVO

まとめと購入のポイント

ということで比較されがちなエアロロード、軽量ロード、エンデュランスロードをジャイアント、メリダ、グストのモデルを用いて簡単に紹介しました。

ジャイアントとメリダに関しては車種がとても多く、他にもグラベルロードやアルミの入門モデルなどありますので、予算や用途に応じてまだまだ提案できそうなバイクがたくさんあります。

GIANT MERIDA 店舗一覧

一方でグストは新興ブランドということもあってモデルは少ないんですが、その分他と比べると圧倒的にコストが安いので検討しやすいかなと思いますね。

取り扱い店舗数については各メーカーのホームページを見ていただくといいと思いますが、取り扱いにも色々とグレードがあります。
例えばジャイアントをやってるところは何でもかんでも取り扱いできるっていうわけでもない、というような感じですね。
ジャイアントストアに行けば確実だとは思いますが、ジャイアント取り扱い店の中にも例えばトップモデルは扱っていません、などそういうお店があるようですので自分が求めてるバイクが取り扱いしてるかどうかについては、各店舗で相談されるといいと思います。
グストはここのところは取り扱い店舗増えてるみたいですし、YouTubeなんかでも結構紹介しているショップもありますので、色々 と相談してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事は2024年12月当時の情報で記載しています。
価格など現在現行で発売しているものと異なる場合がございますので、詳細は各ブランド公式サイトでご確認ください。

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