こちらの記事は
2025月5月20日にアップロードされた動画と同内容になります
動画で視聴するかたはこちらから御覧ください
なぜグラベルバイクを買うのか?
仕事の関係で動画やSNSを見ていると「グラベルバイクを買いました」といった投稿をよく見かけるようになりました。
もちろん目に留まっただけで気のせいかもしれません。ですがウェブニュースやアウトドアショップでもグラベルバイクの話題を目にする機会は確実に増えていると思います。
今回は「グラベルバイクをなぜ買うのか」というテーマに色々と考察してみました。
サイパラなりの考えを3つにまとめてお話していきたいと思います。
1.自由度の高さ
なぜみなさんがグラベルバイクを買うのか。
まずひとつめは「ロードバイクと比べると自由度が高い」ということになりますね。
すでに乗っている人は仲間たちとの会話の中から聞いたり、これから買う人もバイクショップの店員に聞いたり自分で調べたりしてみたりしてグラベルバイクの方がロードバイクより自由度が高く、許容性が高そうという情報は用意に手に入ると思います。
例えば服装。
ロードはやはりサイクルジャージの方がしっくり来る場面が多いですよね。
サイクリングする時に乗っている自転車がロードバイクなのに格好がカジュアルな普段着とかだと、遠回しにマウントを取られたり少し小馬鹿にされる…というようなことがあったりするようです。
※これについてはある程度仕方無い部分もあります。
例えば野球のチームで今日は試合頑張るぞ!というムードの時にひとりだけ普段着できてしまった。となれば浮いてしまいますよね。
そうすると相手から滑られたり下手に見えちゃったり…そういった感情に近いです。
グラベルバイクに関してはそういう場面が少なく感じます。
服装だけではなく例えばフラットペダルでも違和感がありませんし、どでかいライトをつけてもいい。
バッグをたくさんつけてもむしろかっこいい!という風な見え方も。
そういった自由度の高さからロードバイクよりも敷居が低く、始めやすさがあるように思います。
2.イベントやレース
ふたつめはグラベルのイベントやレースが増えてきたこと。
コロナ前はあまりなかったように感じますが、最近は増えてきたように思います。
日本国内で開催されるグラベルイベントやレースが増えてきて、グラベルをオフィシャルで思う存分走れる機会が増えてきている。
このレースやイベントが増えてきたことは、シーンの拡大に一役買っているはずです。
群馬県水上町で開催されるGRAINDURO(グラインデューロ)や年に2回北海道で開催されるNISEKO GRAVEL(ニセコグラベル)、千葉県ではビーチクロス、スペシャライズドが主催するSPECIALIZED DAYなど、グラベルバイクで走れるイベントやレースが増えてきていますね。
また、アンバウンドグラベルというアメリカの有名なグラベルレースにはたくさんの日本人が参加されていて、メディアにその様子があがったりすることでロードバイクとは違うグラベルの楽しさを目にする機会も増えてきているように感じます。
3.ひとから影響を受ける
さいご3つ目は仲間や参考にしている人から影響を受ける、とこういったケースも多いと思います。
いつも一緒に走っている仲間がグラベルバイクを買って楽しそうだから、とかあのインフルエンサーはいつもグラベルに乗っていて自由な感じに憧れている、とかそういったことでグラベルバイクを購入するースも増えてきてるんじゃないかなと。
影響を受けるのが人ではなくても、例えばコミュニティから影響を受けることもあるかもしれません。
いつもグラベルバイクに乗ってサイクリングをしているあのグループに入りたいからグラベルバイクを買おうとかそういうこともあると思います。
コミュニティに関連することですが、住んでいるエリアもとても重要かなと思います。
先日プライベートで大阪と京都を走ったんですが、大阪も京都も町の中心エリアから30分も走ればすぐに山なんですよね。
その時はヒルクライムをしたんですけど、結構面白そうな小道がたくさんあってちょっと見るとグラベル(未舗装路)になっています。
そのとき見た道が果たして関西の皆さんがいつも走っているグラベルなのか、もしくは走っていい道なのかはちょっと分かりませんでしたが、
正しいコミュニティ属性はそういう走っていい場所も教えてもらえるし、アスファルトを30分走る程度でグラベルにたどり着けるのであればグラベルバイクでも許容範囲かなという風に思いました。
まとめ なぜグラベルバイクを買うのか
- 1.ロードバイクより自由度が高い
- 2.グラベルで参加できるイベントやレースが増えた
- 3.仲間や憧れの人、メディアから影響を受けた
色々意見があるかと思いますが、サイパラ的まとめになります。
グラベル一問一答
- グラベルは走らないけど、なぜ選んでしまうのか?
-
ひとつは見た目がかっこいいからという点はあると思います。
あとはグラベルに行かないにしてもツーリング目的というか、長い距離をちょっと荷物を持って走りたいとか昔で言うツーリングバイクの扱いですね。
グラベルバイクって名前があまり良くないというか…グラベルバイクってすごく守備範囲が広いんです。
なのにグラベルっていう名前がついてるだけでグラベル(未舗装路)を走るためのものみたいな扱いを受けてますけど、広い意味でツーリングバイクだと言えるし、広い意味でロードバイクとも言える捉え方次第でいろいろな乗り方ができるバイクなんです。 - 「カッコいい」とは具体的に?
-
かっこいいというのは人によって当然違いがあると思いますが、ロードバイクみたいなのにタイヤが太いとか。
こちらは撮影時在庫であった「オールシティ(ALLCITY) ゴリラモンスーン(GORILLA MONSOON)」です。
こちらはいわゆるグラベルバイクといって良いと思いますが、こうして見るとスリックタイヤをはいているので、知らない知らないではじめて見る人はロードバイクにしか見えないと思います。
実際には太いタイヤをあてたりブロックタイヤをはくとすごく印象が変わるなと感じるんですが、そういった無骨な感じが男の人はカッコイイなと思う人が多いんじゃないでしょうか。 - 重さは気にならない?
-
人によりますが、重さは気になると思います。
特に走れる人ほど気にするかもしれないですね。
ただそういったところも含めてグラベルバイクなので、気にする人は多いけど気にする人もいれば気にしない人もいると。 - 重いと起きる不都合は?
-
当たり前ですが軽い自転車の方が早く長く進めます。
重い分自分の脚力で自転車とともに上がっていくので、自転車が重い分同じ脚力を持った人の軽い自転車の方が当然早く、長く進めますよね。
ようは自分にとってその必要性があるかどうかということになるので、やっぱりお店など専門の方に相談したりするのが1番良いかなと思います。 - どのくらい太いタイヤが履ける?
-
最近のものだと45とかそのくらい太いのが入るんじゃないでしょうか。
一見ハンドルさえフラットハンドルだったらマウンテンバイクに見えるような太いタイヤが入ると思います。
- タイヤは太いと快適?
-
調整幅あり!
今エアボリュームがいろんな地に合わせて調整できるっていう意味で、快適性はシンプルなロードバイクと比較すると調整幅があると思います。
- グラベルという名前だったらどれでも同じように楽しめますか?
-
大事なのは自分がどう乗りたいか。
レースモデル買ってしまうとやはりグラベルレース向きなので、いろんな荷物を積んでバイクパッキングみたいなことができないものが多いのでご注意ください。
- 色々種類はあるんですか?
-
あります!
それこそレーシーなモデルからサイクリング、機能性の高いものやそれに対してファッション性の高いものなど。
メーカーによって求めているものやコンセプトが違います。例えばオールシティ(ALLCITY)で言うとどちらかというとファッション要素が強いように思いますが、その中でもちょっとレース向けのジオメトリーになっていたりもしくはレースモデルがあったりします。
クロモリの中でも例えばサーリー(SURLY)なんかはさらにもっと自由、ファッション寄りになったりと、メーカーによって様々。かたやスペシャライズド(SPECIALIZED)やメリダ(MERIDA)・トレック(TREK)などこのあたりは完全にコンペ向きのモデルになってくるので、何がしたいかで選択するバイクは大きく変わると思います。
- 初心者が手を出しやすいものもある?
-
もちろんあります!
例えばジオス(GIOS)やコナ(KONA)。
メリダやトレックのアルミモデルで安いものもあります。
サーリーのプリアンブルなど完成車モデルなんかも手を出しやすいと思います。とはいえ20万ほどは見ておく必要があるため、必ずプロに相談するのが良いですよ。
完成車からフレームまで買取はサイクルパラダイスへ
「サイパラの自転車買取」は自転車査定をはじめ、ロードバイクやピストバイク、クロスバイクなどのスポーツ自転車を扱うプロショップの買取専門店です。日本全国より即日対応にてお買取りさせて頂きました自転車をご紹介していきます。関東即日出張、全国梱包不要の宅配買取、店頭持込買取はご好評いただきまして、おかげさまで多くのお買取りをさせて頂いております。
サイパラの自転車買取りの実績は、スポーツ自転車のタイプ別にもご覧いただけます。是非ともご覧ください。






