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プロに教わるメンテナンスのコツ / 変速、ディレイラー編 2
前回は変速不良を調整する「アジャスターボルト」についてお話ししましたが、今回はその逆で「3つのボルト」について解説します。
今回もモデルは前回と同じくシマノ 105 RD-5800(11速 第1世代)でやってきます。
初心者が触ってはいけない3つのネジ
これらのボルトは自転車購入時にショップで適切に設定されており、基本的に走っていて自然に緩んで変わってしまうことはありません。そのため、初心者はむやみにいじらないようにしてください。
ロー調整ボルト(L側ネジ)
1つ目は「ロー調整ボルト」です。チェーンが一番大きいギア(ロー側)に入った際、それ以上内側に動いてホイール側に脱落するのを防ぐためのストッパー。
正しく設定されていれば、手でディレイラーを押し込んでもホイール側に落ちるようなことはないようになっています。
トップ調整ボルト(H側ネジ)
2つ目は「トップ調整ボルト」です。
これは先ほどとは逆に、チェーンが一番外側の小さいギア(トップ側)からさらに外側へ落ちて噛んでしまわないように制限するリミッター調整ボルト。
これも一度調整されていれば、通常触る必要はありません。
Bテンションボルト(旧世代・従来型ディレイラー)
3つ目は「Bテンションボルト」です。
ディレイラー本体に内蔵されているバネ(Bテンションバネ)の強さを変えることで、スプロケットの歯と変速のケージとの距離(隙間)を調整します。
締める:ディレイラーがスプロケットから離れます。
緩める:ディレイラーがスプロケットに近づきます。
これもショップで調整済みの部分なので、初心者の方は基本的に触らなくて良い箇所です。
Bテンションボルトはなんのためにあるの?
逆回転したときに近づくと詰まる、もしくは正回転のときも調節が悪いと当たってしまうということが工場出荷状態のものでも極稀にあります。
しかしBテンションバネが入っているタイプはほぼ体感できる変化はありません。
ではどういうときに使うのか?
フロントが小さいギア、リアも一番小さいギアで一番チェーンが緩む状態の時、適正な長さであってもダルダルになってしまいます。
その時にボルトを締めていくとチェーンが張られていくので、そういった用途で使う場合があります。
Bテンションボルトをまわして変速に影響はある?
例えばボルトをめいっぱいに締めて隙間をあけた状態にすると、シフトアップの際レバーを押してからギアが入るまでに若干のタイムラグを感じたりと反応が鈍くなったりします。
このボルトはよほどチェーンが長いなどでない限り、ほぼ完全に緩めてしまって問題がないことが多いですね。
第2世代Rシリーズ(シャドータイプ)は注意
今回サンプルとして使っているディレイラーは11速第1世代のものなのですが、第2世代の「シャドウタイプ(Rシリーズ)」ディレイラーでは構造が変わり、内部のバネが廃止されました。
そのため「Bテンションボルト」とは呼ばれなくなっていますが、プーリーの距離を調整するネジとしての役割は残っています。むしろ最新型(Rシリーズ)では、ここを適切に設定することが変速性能に直結する非常に重要な項目になっています。
まとめ
今回は「初心者はこの3つのボルトをいじらないようにしよう」という内容でした。変速が少し調子悪い程度なら、前回の動画で紹介した「アジャスター」で調整するようにしてみてください!
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