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プロに教わるメンテナンスのコツ / 変速、ディレイラー編
今回はロードバイクをショップで購入して、乗り始めてから最初の方に直面するであろう「変速不良」をどのように直していくかについて説明していきたいと思います。
使用する車体は「SHIMANO 105 RD-5800 11s」。
2020年当時、メンテナンスに来る中の半分がこのモデルだったくらいポピュラーなモデルでした。
購入から1週間くらいで起こりやすいワイヤーの「初期伸び」について
まず、新車を買うとワイヤーが徐々に伸びてある程度で落ち着いていくのですが、これを「ワイヤーの初期伸び」と言います。
ギアを変速しても後ろの方でカリカリ言ったりそういった不良に陥ったことがある方は多いのではないでしょうか。
自転車店でも1週間くらいしたら持ってきてと言われることも多いですね。
初期伸びが発生してそのまま半年ほど乗っていると、徐々にギアがスムーズに変わらなくなっていくなどの症状がでてくるのですが、このとき自分でメンテナンスしてみたい・お店にわざわざ持っていくのは面倒くさい…という方向けの解説となります。
リアディレイラーのボルトの種類と役割
リアディレイラー(後変速機)には通常、調整用に4つのネジやボルトがあります。
| Bテンションアジャストボルト | ガイドプーリーとスプロケットの上下間隔を調整するために使用される。 |
| トップ調整ボルトとロー調整ボルト | 限界まで変速した際に、チェーンが内側・外側に落ちてしまうことを防ぐリミッターの役割。 |
| アジャスターボルト | 今回使用するボルト。ワイヤーの張りを微調整するためのもので、多くの場合「クリック感(回すとカチカチと止まる感触)」があります。 |
アジャスターボルトの操作
シマノ製のアジャスターは、通常4クリックで1回転するようになっています。
| 時計回りに回す | ワイヤーが緩む |
| 反時計回りに回す | ワイヤーが張る |
今回は時間が経った変速不良のためワイヤーが伸びているのを張っていくという前提になるので、反時計回りにまわしていきます。
具体的な調整方法
まず、右側のSTIシフトアップレバーを操作(11速であれば11回まわす)して、チェーンを一番外側の最小ギアに入れます。
次に先ほどとは逆にレバーを操作してギアを上げていき、クリック一回で隣のギアに上がるかどうかの確認をしましょう。
ワイヤーが伸びている(緩んでいる状態)と、1回クリックしてもチェーンがうまく上がりません。
ワイヤーが伸びている状態を確認したら、先程のアジャスターボルトを反時計回りに回してワイヤーを張り、1クリックで次のギアに上がるように調整していきます。
変則の最適な状態は「耳で音を聞き分ける」
さらに精度の高い調整をしていきましょう。
まず下から4枚めあたりのギアに入れます。
その状態からシフトレバーを、変則はしないけれど少しだけ動かしカチっと音がする手前の「半押し」の状態にしてください。
この半押しの時に、チェーンが隣の大きいギアの側面に僅かに当たって「カリカリカリ…」と音がする状態が理想です。
半押しでカリカリとなる状態から、更に置くまでレバーを「カチッ」と完全に押し込んだときに、スッと隣のギアに上がれば完璧な状態。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
初めて調整する方は、どれくらい回せばいいか不安になるかもしれません。目安としては、まず4クリック(1回転:シマノの場合)単位で様子を見ましょう。1回転以上回さなければならないケースは稀です。
4クリック回して変化を確認し、近づいてきたら少しずつ微調整していきます。
日頃から変速に違和感(上がりにくい、異音がするなど)を感じたら、このアジャスターボルトを少し回すだけで解決することがほとんどです。
ぜひ試してみてください。
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